詠春拳                   EBMAS名古屋

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ブログ/トピックス

7 Feb 2020

詠春拳を訓練に取り入れる特殊警察、全員映画の主人公に変身😀

「1、2、開いて、また戻して…」このほど、浙江省杭州市の蕭山巡回特殊警察大隊が以前とは違う訓練を開始した。木の杭、対戦、動作の分解それぞれにおいて隊員たちは詠春拳の練習を始めた。浙江在線が3月20日付で伝えた。最近、映画「葉問3(邦題:イップマン3)」の影響で再び詠春拳の人気に火が付いた。これは一種の内家拳法で全身を使って近距離で行う武術であり、中国拳術においての南拳の1つでもある。実戦力、次々と変わる形、俊敏で柔軟なパンチ力、短橋窄馬(典型的な拳術の形)、寸勁などが主なポイントだ。「国外において詠春拳は特殊兵の必須科目の1つなので。我々警察隊もこの伝統武術を学び、防衛力を強化しなければいけない」として、蕭山巡回特殊警察大隊は蕭山の武術館から詠春拳のコーチ鐘義氏を招き指導を仰いだ。鐘コーチは、「特殊警察の主な訓練の内容は格闘技、レスリング、ボクシングなどパワースタイルの武術が中心になっている。私が教える詠春拳は護身術の技法をとても重んじている」と話す。2時間近くにわたる訓練で隊員たちは詠春拳の実践と警務スキルをミックスさせた演習を行なった。彼らが、「非常に実用的でなので、詠春拳の訓練を継続させていき、新たなスキルを身に付け防衛力を高め、杭州で開催される予定のG20首脳会議に備える」と語る。(編集JK)「人民網日本語版」2016年3月21日

ではまた👋

1 Feb 2020

新型肺炎で不安を抱える人へ、ドニー・イェン「肥龍過江」が正式公開前に中国で配信

2月14日に中国での封切りを予定していたドニー・イェン主演作「肥龍過江(原題)」が明日2月1日に配信されることがわかった。

本作は、俊敏で優秀な警察官だったものの失恋による暴飲暴食が原因で急激に体重が増加した男ジュウ・フーロンを主人公とした物語。日本でとある任務を任された彼の活躍が描かれる。「るろうに剣心」シリーズで知られ、ドニー・イェン主演作をはじめ中華圏の作品も数多く手がけている谷垣健治と「シティーハンター」のバリー・ウォンらがタッグを組み制作した。

正式な公開を前に配信されることになったのは、中国の湖北省武漢市を中心に集団発生している新型コロナウイルスによる肺炎の影響だ。多数の映画館が感染拡大を防ぐため休館となり、多くの人が外出を控えている。バリー・ウォンは自身のWeiboアカウントで「非常事態に、この映画が家にいる多くの人を慰め、ストレスの解消になれば」と思いをつづった。

竹中直人渡辺哲らも参加した「肥龍過江」は中国現地時間2月1日10時から1回限定で愛奇藝電影と騰訊視頻で会員向けに配信される。

新型コロナウイルスには、気をつけましょう、ではまた👋

6 Jan 2020

護身術とは?

護身術とは、2つのセクションからなります。

1. 防犯(受動的防犯):空き巣や暴漢等、予測しうる犯罪に対して予め防御策を講じること。

2. 自衛:自分の力で自分を守ること。「暴力に対して自衛する」

1は、皆さん習わなくともできる護身術ですね。いわゆる危ない場所には、行かないということです。「遅い時間や暗い場所は、一人では歩かない」とか「ガラの悪い人が集まる場所やその様な人が歩いてきたら進路を変える」などです。

2は、武道や武術、格闘技を学んでいない人は知っておいた方がいいが、習ったほうがいいという部分です。

日本人の感覚ですと、護身術とは相手に怪我をさせず自分を守るという事を言う方が多いのですがそれは、ほぼ不可能に近いです。

あなたを標的として危害を加える犯罪者は、間違いなく自分より弱い(自分の思いどうりにできる)と感じる人を標的とするからです。短時間で自分の計画を完了されるためには、必ず暴力を使います。

相手が攻撃をしてきたら、こちらも攻撃をしないと自分の身は守れません。

これが、自衛です。

【護身術としての詠春拳】

護身術を習うことを考えている女性の方がいましたら私達は、詠春拳をおすすめいたします。もしあなたが力に頼る格闘スタイルを、自衛手段として考えているならそれは危険性を伴います。女性にとって大きくて力が強い男性と戦うという事は大抵の場合、圧倒的に不利となるからです。

詠春拳は、肉体的に強い人に打ち勝てるように考案されており、できるだけ力を使わずに敵に対処できる方法があります。

特に、ブルートフォース·アタック(強引なとか力ずく)のような攻撃に威力を発揮します。

護身術としての詠春拳は、あなたが被害者とならないために心強い味方になれると私達は信じています。

ではまた。👋



3 Jan 2020
梁壁(Leung Bik)
梁壁(Leung Bik)

【イップマンの敗北と武勇伝】

欧州の詠春拳団体のサイトにあるイップマンの説明を一部紹介します。

この内容については格式ある団体ですのでFakeではないと思いますが、Evidenceは取れませんのでご理解願います。

イップマンは、広東省佛山生まれ、13歳で陳 華順(Chan Wah-shun)に師事し詠春拳を習い始める。

16歳、香港の聖ステッペンス·カレッジに留学中にクラスメートから「父の知り合いに50代のカンフーマスターがいるから会ってみないか」と誘われ、約束し手合せをして敗北を喫する。

その人物が、イップマンの2人目の師匠になる梁壁(Leung Bik)だという。

24歳で佛山に戻る。

武勇伝1:地元の山車祭りを見物に数人の男女で行き、そばにいた兵士に女性が侮辱された事に抗議したところ兵士が銃を突きつけたのを取り上げ殴打、ノックアウトして逃げた。

武勇伝2:中国北部のある省からKam Shan Maoというボクサーが佛山を訪れて、地元の武術館にインストラクターにするよう求めた。その武館が拒否したため試合を要請される。その相手にイップマンが説得されてする事になったが、ボクサーは1分でKOされた。

武勇伝3:佛山にオペラ劇団が来た時、劇場の喫煙所で劇団のコメディアンが自分の拳法を自慢し、壁を打ち穴を開けた。それを見た観衆がその場にいたイップマンの事を、そのコメディアンに告げるとイップマンに挑戦してきた。最初は、渋っていたがは引くにひけなくなり対決するはめになったが、一撃で相手は鼻血を出して倒れた。

観衆は、どうすれば簡単に戦いに勝てるのか尋ねた。イップ・マンは、「男の拳は非常に強力だったが、実際、その男は戦闘で使用される技術についてほとんど知識を持っていなかった。それが男が戦いに負けた理由です」と語ったという。

この話は、燃えよドラゴンのブルース・リーが試合の前に、板を割るオハラに対して「board don’t hit back」という台詞と一致していますね。

ではまた。


31 Dec 2019

今年も一年ありがとうございました。

16 Dec 2019

【伝統と進化】

月刊秘伝2017年6月号
月刊秘伝2017年6月号

伝統(classic)と進化(progressive)の共存が新たな時代を拓く。

みなさんの普段の生活を思い起こしてみてください。

各家庭にテレビと電話が一台で不便だった時代、調べたいことがあったら図書館に行ったこと、ドライブに行って道に迷い地図で道を調べたいこと、まだまだありますが、これらの事は色々なものが進化して解消されました。

20年前と現代では、回りのものが大きく変わりました。

武術は、どうでしょう?

よく広告で「伝統〇〇を学ぼう!」「伝統〇〇であなたも〇〇になれる!」というのを見かけます。

古式ゆかしい道衣や着物、甲冑を見に纏い現代日常生活では手に取ることのない刀や槍の演武などを見ると感動をおぼえ歴史や先人達に思いを馳せることはできます。

刀と槍を倒すには、ピストルが必要。

ピストルに対してはマシンガンでしょうか。

YouTubeに伝統武術 対 現代格闘技の動画がありますが伝統的練習しかしていないと現代格闘技には、まず勝てません。

クルマや携帯電話は、日々進化しているのに武術は進化していないのです。

秘伝2017年6月号 進め!プログレッシブ武術では、伝統と進化の共存が新たなる武術の時代を拓く!未来武術進化論と題して3団体を紹介しています。

·ケイシ バイ フスト ディエゲス

·クラヴ マガ グローバル

·エブマス 詠春拳

今という時代に適応進化した、最先端の武とは?

エブマスの創始者エミン·ボツテペ氏が旧来の詠春拳からEBMASを立ち上げたのは、やはり伝統の技術«そのまま»では、現代における路上の実戦での対応に足りない部分が多かったからだという。だがそれは同時に、伝統詠春拳を基盤に適切なカスタマイズを施せば、現代でも充分に通用するということでもある。事実、EBMASでは伝統的な型稽古や基本練習を非常に重視して行っている。

クラヴ マガは創始者イミ·リヒテンフェルド氏没後、高弟達が創始者から学んだ原理をもとに新たなテクニックを生み出し、常に護身の最先端であり続けられるよう、絶え間なくアップデートが施されていると紹介されています。

自分の身を守る武術、格闘技術、護身術は常に進化する必要性があるのです。

と同時に武術を学ぶ以上戦って勝てなくては全く意味がないといえます。

http://webhiden.jp/magazine/2017/05/20176.php


13 Dec 2019

☆【バウンサー師父エミン】

師父エミンの体は、傷痕だらけ!

2005年にエミン氏をオーストラリア支部に招いてセミナーを開催した際、一緒にサウナに入ったロバート氏(現エブマスジャパンチーフ·インストラクター)が見たのは、エミン氏の体のあちこちに残る、ナイフや銃弾による傷痕だった。バウンサー(用心棒)をやっていた時に受けた傷だという。

数々の修羅場に遭遇し、これを切り抜けてきたエミン氏が自身の経験を踏まえて創設したのが、詠春拳という古伝の中国武術を据えたマーシャルアーツ·システム(エブマス)なのである。

(月刊秘伝2017年6月号より引用)

http://webhiden.jp/magazine/2017/05/20176.php

こんな修羅場をくぐり抜けた武術家は、そうは多くないでしょう。だからこそトルコ·ポリス·アカデミーやFBIの人質救助チーム(​​HRT)、米海兵隊の第4偵察大隊などから依頼があり多くのエリート警察および軍人を訓練し採用されているんだと思います。

師父エミンが、銃やナイフに対するディフェンスをセミナーやインストラクターに指導している映像がYouTubeにあります。その技術は、いたってシンプルです。興味のある方は探してみてください。

12 Dec 2019

【第5回】

エブマスは、単に様々な武術を寄せ集めた総合格闘技ではない、あくまでも詠春拳の拳理(理論)を、他局面(他の対格闘技術や護身術)に応用し、発展させているのがエブマスの特色といえるだろう。

しかしながら、練習形態は伝統的な詠春拳と同じく3つの型を練り、その後に木人樁法に進むという方法を踏襲している。

この辺は、日本の格闘技や武術には見られない、伝統技術への信頼が根本にあるようだ。

以上がBudo-Ra Books達人シリーズ第十巻でエブマスが紹介されたものです。





8 Dec 2019

月刊秘伝2019年3月号

90年代以降、世界的に広まった武道、格闘技の総合化の波。
その時の対応は、各流、各派で様々であったが、伝統武術のコンセプトはそのままに、 現代格闘技のムーブに対して伝統技法の応用変化によって対応することを選択したのがEBMASであった。
このたび、中国南派拳法・詠春拳の実践用法を追求するEBMASの要訣の一端を、 EBMAS JAPANを主宰するヨーシュ・ロバート師に示してもらった。

http://webhiden.jp/magazine/2019/02/20193.php

7 Dec 2019

【第4回】

相手は、ボクシングのようなパンチを打ってくるか、ムエタイのような蹴りを放ってくるかもしれず、タックルかもしれない。

格闘技にはルールがあるが、実戦を想定した場合、相手の攻撃に制限を加えることはできない。

エブマスでは、伝統的な詠春拳の攻防を学ぶラットサオシリーズにボクシング、ムエタイ、グラップリングなどを想定して練習する。

ただし、グラップリングにおいても詠春拳の理念をベースとした動きと制敵の原則は貫かれている。

つづく


5 Dec 2019

【第3回】

エブマスの特色

エブマスの特色は、詠春拳を基本にしているが、秘伝性の強い学習法ではなく、速習性と合理的に準備された学習体系を持つことである。

また、いわゆる立ち技だけではなく、寝技や、あらゆるシチュエーションに対応できる現実的な実戦武術としての性格が強い。

この辺が、各国の軍や警察などでも採用されている理由だろう。

伝統武術の場合、多くは同門同士の戦いを前提に技術が作られている。

一方、詠春拳は従来から他の武術に対応することが想定されていた。

ただし、現在では想定すべき武術·格闘技が多岐にわたっているため、詠春拳の相手を他の伝統武術とするだけでは不十分となっている。

つづく

4 Dec 2019

【第2回】

エブマスの歴史

葉門(イップマン)から詠春拳の全伝を受けた弟子は四人いるといわれるが、そのうちの一人Leung ting氏がヨーロッパで積極的に詠春拳を広めた。

Leung ting氏がドイツで指導した時の高弟がドイツ在住のトルコ人エミン·ボツテペ氏だ。

エミン氏は、テコンドー、ムエタイ、空手、ボクシング、レスリング、エスクリマ等多様な武術を学んでいた。

1992年に米国に渡り、FBIなどへの指導も行いA·W·T·O(American Wing Tsun Organization)を創立し、その後、詠春拳をベースとしてこれらの技術を融合させ2001年にエブマ(EBMAS)を創立した。

EBMASとは、Emin Boztepe Martial Art

Systemの頭文字をとったものである。

トルコでは、ポリスアカデミーで指導し、フランス、ドイツ、イタリアなどでも多くの修行人口を抱え、世界40ヶ国で指導を行なっている。

つづく


3 Dec 2019
Budo-RA達人シリーズ     第十巻
Budo-RA達人シリーズ 第十巻

日本で初紹介

エブマスが日本の誌面で初めて紹介されたのがBudo-RABooks達人シリーズ第十巻です。

2011年8月22日発行 編集責任者 山田英司氏

山田英司氏は自らも中国武術を実践指導する元格闘技通信の編集長で格闘技や武術に対する見方は鋭いものがありますが、エブマスに対して少々誤った解釈と誤解を招く記事も幾つかあります。

そこの所は、最後に解説するとしまして、

皆さんにエブマス詠春拳を理解して頂くためにこの紙面からこのブログを通して数回に分けて書いていきます。

【第一回】

エブマス

詠春拳の発展形

詠春拳の拳理を多局面に応用·発展させる

エブマスは、詠春拳の伝統的な拳理を現代格闘技や護身の場に対応させた実戦拳法である。

ブルース・リーが学んだ詠春拳は、アジアよりも欧米で広まり、独自の発展を遂げていた。

欧米人達は、伝統的な時間のかかる修得法を否定し、様々な格闘技の長所を取り入れ、伝統の詠春拳を現代格闘技にも対応出来る実戦拳法に変化させた。

それが世界40ヶ国に拡がりを見せるエブマスである。

つづく


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