詠春拳教室             エブマス名古屋/三重

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 護身術と詠春拳

【護身術(for self-defense)とは?】

護身術とは、2つのセクションからなります。

1. 防犯(受動的防犯):空き巣や暴漢等、予測しうる犯罪に対して予め防御策を講じること。

2. 自衛:自分の力で自分を守ること。「暴力に対して自衛する」

1は、皆さん習わなくともできる護身術です。いわゆる危ない場所には、行かないということです。「遅い時間や暗い場所は、一人では歩かない」とか「不審な人が集まる場所やその様な人が歩いてきたら進路を変える」などです。

2は、武術、格闘技を学んでいない人は知っておいた方がいいが、習ったほうがいいという部分です。

護身、或いは実戦を考える時に最も重要なのは、現実的な思考を持つことであり、身を護り安全を確保するということは、つまるところ如何に早い段階で危険を回避するかということになります。

不幸にも被害にあってしまう時、あなたを標的として危害を加える犯罪者は、間違いなく自分より弱い(自分の思いどうりにできる)と感じる人を標的とすると考えられます。短時間で自分の計画を完了されるためには、必ず暴力を使います。

相手が攻撃をしてきたら、こちらも攻撃をしないと自分の身は守れません。

それが自衛(in self-defense)です。

したがってあなたのとるべき行動は、相手に標的として私は不向きであるという事を認識させる為の行動をとる事です。この行動をとることにより相手と距離をとり、時間を稼ぐことが出来ます。

という事は、逃げる事ができるチャンスを作り出せるということになります。

逃げる事が出来れば互いに傷つかずその場を切り抜ける事もできるかも知れません。しかし、その行動をとることが出来るのは「私は抵抗する事が出来る!」という自信と強い意志が必要で、それがあなたの弱気な感情をコントロールしてくれます。

【護身術としての詠春拳】

もしあなたが力に頼る格闘スタイルを、自衛手段として考えているならそれは危険性を伴います。女性にとって大きくて力が強い男性と戦うという事は大抵の場合、圧倒的に不利となるからです。

詠春拳は、肉体的に強い人に打ち勝てるように考案されており、できるだけ力を使わずに敵に対処できる方法があります。特に、ブルートフォース·アタック(強引なとか力ずく)のような攻撃に威力を発揮します。

エブマス詠春拳には、あなたが被害者とならないための合理的方法があります。


お伝えしたいこと

修行を始めてから10年、詠春拳は、私の人生に良い意味で大きな影響を与えてくれました。

10歳の時、ブルース·リーに憧れて空手を始め色々な武道、武術を学びましたが、詠春拳はその集大成になると確信しています。

詠春拳には、たんなる武術や格闘技術という概念をこえて哲学としての要素があります。

そのひとつが、詠春拳の理論です。

解りやすく例えると適応·調和·超越となります。

相手の攻撃に適応(即応)、2つの理論のどちらかでその力と調和し、自らの攻撃を完遂(超越)させる。

格闘的に説明すると難しいですが、実はこれ、全て誰でも普通にできていることなんです。

対人関係、クルマの運転、病気、仕事でのトラブル等なんでもいいんですがどれか一つとって考えてみると納得できると思います。

最後の超越ですが、そういった問題がおきた時一つ一つ問題をクリアしていく、問題を乗り越えていくことで人間として成長していく、人生経験が豊かになると考えてみるとより理解していただけると思います。

誰でも幸せにくらし人生をより豊かにしたいと願っていることと思います。

自然にやっていることに明確に気づきそれを活用することで私は、以前より成長することができたと思っています。

「私の人生においてマーシャルアーツ(武術or武道)は、とても深い意味をもっている。役者、武術家そして人間として、全てのことをマーシャルアーツから学んだんだ。」インタビューに答えたブルース・リーの言葉です。

武術を30年以上、健康で学べたことに感謝しています。

詠春拳を学びその哲学を感じとり日々の生活に活用してより人生を豊かにした人々のドキュメンタリーがあります。日本語字幕もありますので興味のある方は、ぜひご覧下さい。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

エブマス名古屋インストラクター 草彅 豊

写真提供者: